二葉









営業時間 11時〜20時

定休日 日曜日

住所 東京都杉並区天沼3−26−14















お昼に荻窪二郎に寄った後、夜に再び荻窪へ

最初は荻窪でも歴史のある丸長に行こうと予定を立ててたのだが

麺切れの為店じまいしてしまい、急遽予定を変更しこちらの店へ
















この店、二葉は明らかに永福町系大勝軒(以下永系と略)の流れを組む店で

(直接話を聞いたわけではないのだが、十中八九間違いない)

暖簾分けしていない所を見ると、恐らく大勝軒で修行した店長がそのまま独立・・・というパターンなのだろう

このラーメンレポでも大勝軒を取り上げているが

吉祥寺での大勝軒は東池袋を本店とした系列であり

永系とは全く別の存在である

ただ「大勝軒」というだけだと区別できないが

永系のラーメン屋は、店舗に入った瞬間判断できる

それは「煮干の香り」で、店には常に煮干の香りで充満されてる

























今回立ち寄った店、荻窪にある二葉は大通りの青梅街道から一つわき道に入ったところにあり

完全に地域密着型のお店

一応商店街の中ということにはなるけど、住宅街と密接したこじんまりとした店で

そこら辺の立ち食い蕎麦屋のようなこじんまりとした店構えになってます










それでは写真を御覧頂きましょう
















今回頼んだのは一番シンプルに普通のラーメン

写真だけを見ると春木屋のような、一般的な東京ラーメンで何の特徴も無いように見えますが

上述したように、圧倒的な煮干の香りがまず立ち上がってきます

オマケに永系のスープはかなり油が強いので

ドンブリをかき回した途端「むあっ!」っと押し寄せる強烈な香りと湯気

コレが駄目っていう人も居ると思いますが、実は二葉はこの系列の店の中ではやや大人しい方で

永系はかなり麺の量も多いのですが、二葉に限って言えば

まぁ常識ある量(笑)なのではないでしょうか?

あとこの店で試して欲しいのがメンマ

なんと表現してよいやら判らんのですが、旨いです。コレ













でも荻窪っていい町ですよね

新宿や銀座の様にすれている訳ではなく、渋谷や池袋の様な落ち着きの無い喧騒があるわけでもなく

それで居てラーメンが発展している訳ですから。

地元贔屓というのはあるんですが、このままあまり地域開発など起こらないで欲しいものです

(最近吉祥寺も随分アヤシクなってきましたが)






















あと店主、いつも思うんだが

いくら煮干に愛着があるからって煮干を飾るのは止めなさい(ぉ