荻窪 二郎








営業時間 11時〜14時30分 18時〜20時

定休日 木曜日、及び祝日

住所 東京都杉並区荻窪4-33-1 















さて久々の更新となるラーメン館。今回は地元吉祥寺をほんのちょっぴり離れて荻窪に

荻窪という地は仕事でもプライベートでもスルーしてしまう駅だが

最近久々に用事があった為、折角ならばと降り立った、元「ラーメンの聖地」













しかし、今回取り上げるは色々と毀誉褒貶が多い「二郎」

好きになってしまった者は何処までもハマッてしまい

様々な店舗の二郎を食べ歩き、三田にある本店を聖地とし

果てや自らを「ジロリアン」と称するようにもなるのだが

反面嫌う者は二郎のことを「ブタのえさ」「ゲロウドン」と蔑む程だとか








兎にも角にも、唯一ついえることは非常に濃い性格付けをされたラーメン屋であり

ラーメンというカテゴリではかなり異端児的存在

「ラーメン二郎はラーメンに非ず。二郎という食べ物也」という名言が全てを語ってる

自分も二郎を「ラーメンに似た何か」という認識があるが、便宜上ここではラーメンと呼称















二郎という店は色々と不思議な店であり、特殊な注文方法が全店で存在したりする一方

二郎という暖簾を下げつつも店によって微妙に出てくるラーメンが異なる為

コアなファンは各地に存在する二郎を一括りにはせず「荻窪二郎」「小金井二郎」等と分けて認識している














色々と二郎概要を書き連ねて行きたいが、その辺りは興味ある人だけ各自で調べて貰うとして

とりあえず荻窪二郎の写真を御覧頂きたい












一応断っておくが、これが二郎で出てくるデフォのラーメンであり

追加しようと思えば更に盛りだくさんのヤサイが出てきてしまい

もう掘っても掘ってもヤサイだらけでなかなか麺に辿り着けん(滅

因みに二郎におけるヤサイとはキャベツとモヤシを湯通ししたもので

店によってそのバランスも変わってくる。キャベツが多いほうが個人的に嬉しかったり










肝心のスープなのだが、一体どういったやり方でこんな味が出るのか皆目検討がつかない

しょうゆ味が前面に押し出されている所までは簡単にわかるのだけど、それ以上がもうさっぱり解らん

とにかく二郎の味を口で説明するのは困難を極める(笑)。












更に麺も独特で、基本的に太麺を採用しており

店によってはうどん級に太かったり、またきしめんの如く平うち麺を使用している店もある

しょうゆ味のスープと相成りうどんのような印象を受ける

ヤサイが多いという事以上に麺もストロング級の大盛りで、店によっては

大盛りを頼むと洗面器サイズのドンブリにてんこ盛りになって出てくるので

色々と覚悟を決めてから挑むように(リバースしないようにするとか)








チャーシューに関しても独特(つか、二郎は全て独特やね)で

二郎全店において通常チャーシューに相当するものをブタと呼んでおり

決して通常我々が想像するようなチャーシューではない事を物語ってる

チャーシューというと、煮豚を薄くスライスしてラーメンの上に乗っかってるものだが

二郎のブタは「煮豚をそのままザク切りにしてゴロンと置いた」もので

チャーシューのような洗練された代物ではなく、ワイルド肉食ってる感全開










とりあえず以上が二郎概要で、通常のラーメンとは別次元の存在だという事は

理解していただけたと思う。

後は興味をもたれた方のみ挑戦して頂きたい











荻窪二郎の店主は色々と面白い事をやっていて

メルマガを登録すると(メルマガ自体は色々な店舗の二郎でやってるが)

麺切れ情報のほか、隠しオーダー情報(合言葉を言うと、特殊なトッピングをしてくれる等)を配信したり

他の二郎にはあまり無いメニューの開拓(モツ二郎や塩二郎)もやっている



計6店舗の二郎を制覇してきた自分の感覚では、荻窪二郎は素直な二郎であり

初心者にも割と安心して勧められる二郎ではないかと感じる