「初!ラーメンを自作してみよう!」






ハイハイ 久々のラーメン館更新でっす!っす!

という訳で、今回はタイトルどおりラーメンを自作してみようという企画です!





もういつかやってみたいと思いつつもなかなか出来なかったのは

やはり家族の問題ですね。

家族と同居してるのに、長時間(それも1〜2日まるまる)台所を占拠してしまうことが出来ず

今週末が偶々家族が総出で不在な為、ようやく実現にこぎつけました


いや〜やると思い立ってからもうワクワクが止まりません(笑)。













仕事帰りの週末、金曜の夜から材料集めを開始しました

主に「肉のハナマサ」で調達ですね。アソコは業務用の食材やら

トンコツとかの、普段使わないような食材がふんだんにあるので、見ているだけで楽しいです













で、集めた材料群はコチラ






ガラ系として

普通のトリガラ・モミジ(鶏の足の部分。ここからは良いダシがでるのです)




和風系として

カツオブシ・煮干・昆布・干しシイタケ





ヤサイ系として

長ネギ・玉葱・ニンジン・ニンニク・生姜





・・・を揃えました

国産ニンニク高いよママン(涙)

ええ、特にガラ系を買う時は相当覚悟が要りました

これ見てくださいよ!












グロッ!





こんなグロいもん買うのにかなり勇気が要りました(何なのこの足裏の黄色いのとか、爪とか・・・)

普通のヤサイやら昆布とかなら、たとえ途中挫折しても他に使えるんですが

それにこんなシロモノ、ラーメンスープとる以外に使う用途がないんで

買ってしまったら最後、何が何でもスープ作り上げるしか道はなくなります

もう後戻りは出来ネェぜ!






因みにハナマサではトンコツも売ってて、それも欲しかったんですが

ワンパック単位がやたらでかく、絶対に使い切れないので残念ながら諦めました











本格的な作業は明日土曜日からするとして

とりあえず今(金曜の夜)は、和風出汁群を水だしする事だけしておきましょう

寝てて放置できるしね






中ナベを用意して、和風出汁群(煮干・昆布・シイタケ・カツオブシ)を水に漬けて置くんですが・・・

それぞれの分量・比率をどうしようか・・・?





























・・・・・・・・・・・(思考中)・・・・・・・・・・・・・・・








































煮干、一袋まるまるIN!














昆布も一袋、全部ぶち込む!

























ヒャッハー!シイタケも全部INだぁー!











本当は和風出汁は、もっと繊細な扱いが必要らしいですが

そんな理屈はどうでもいい

出でよ!濃厚な出汁よ!








カツオブシに関しては、長時間さらすと苦味が出るので

後で火にかける時に改めてぶち込みます

(多分カツオブシもヒャッハーしちゃうなコリャ・・・)

このまま水に漬け込んで今日はもう寝ます

美味しく育てよ!(^^




















〜〜翌朝〜〜















目覚めと同時に作業を再開します

さぁ〜ってどうなったかなぁ〜?っと台所に向うと

台所一帯に漂う超シイタケスメル(ぇ

やべぇシイタケ入れすぎた!

(そういや以前カレーにも干しシイタケ入れて、カレー全体が超シイタケシイタケしてしまった記憶が・・・)

や、やべぇ・・・このままじゃ確実に絶対に間違いなく前代未聞のシイタケラーメンが出来てしまう・・・

しかも水がそうとうネバネバしてます・・・昆布も入れすぎちゃったかな?てへっ









とりあえず問題は先送り(出来るのか?)にして

ガラ系スープの作成に取り掛かります。鼻をつく強烈なシイタケスメルは無視しましょう

まずはモミジの下処理から













左が処理済、右が処理前のモミジです

ご覧の様に、モミジの爪を全部切り落とします

そうしろとはどんな本にも書いてなかったんですが、なんか気持ち悪いしね

あと同様に足の茶色・黄色のヒラヒラも全部取り除きました

あと普通のトリガラを水で洗った後、下茹でにかかります





















これを火にかけ、一分もすると・・・
















うひょおおおおおお!

あっという間に湧き上がる大量のアク!


ちょ、おま!と慌てて火を止めて、ナベからこぼれる前にアクをせっせと掻き出します

こりゃ下茹で必要だわ・・・




で、すぐにアクの大噴射は収まったんですが

何時まで下茹で続けなければならないんだろか?

ものの本によっては、30分位茹でろとか書いてあるんですが

そんなに茹で続けちゃったら出汁、出きってしまうんじゃないかと心配で心配でしょうがないのです

もう下茹で始めて5分も経つけど・・・この分の出汁がロスになっちゃうよなぁ・・・

うう・・・折角濃厚路線を目指してるのに・・・
















よ、よ〜し、じゃああと10分だけな!
















・・・あと9分














・・・8












・・・7












ヒャア がまんできねぇ0だ!




結局10分もしないで下茹でを終了しちゃいました(ぉ




改めてナベに水をはり、モミジとガラをぶち込みます

そして一緒に煮るヤサイ群の準備に















ヤサイの類はあまりカットせず、まるまる煮込めと言われてます

細かくしてしまうと煮崩れ、スープの濁りの原因となってしまうからだそうです

でもニンジンなんかまるまるだと、ダシでないんじゃない?と

素人の独断で、1/4のカットが入りました












ニンニクは大粒の塊を二個分入れます

ニンニク大好きだからもっともっと入れたかったんですが、国産ニンニク高いよ(涙)














続いて根生姜

正直どれだけ入れればいいのか解らず、とりあえず買った一個をまるまる入れました













玉葱です

コチラは柔らかいのでカットは入れず、皮をむいただけのを二個投入














そして長ネギ

そのままだと長すぎるので、普通のナベに入れられる様

1/2にカットしました











そしてこれらヤサイ群を全部トリガラ鍋にIN!



















た い へ ん だ

量が多すぎて入らない!(特にネギ!)





今まで目分量(と言えば聞こえが良いが、要は適当)でやってきたので

あっという間に鍋のキャパ限界にまで到達(ぇ

改めてトンコツ買わなくて良かったと認識




仕方が無いので、ある程度煮詰まって、ヤサイがちゃんと鍋に入るまで

付きっ切りの仕事をせざるを得ませんでした

うう・・・超めんどい・・・(涙)







で、こんな感じになり、安定期に入ったようなので







後はただひたすら煮込む工程なんで

自室に戻って大会結果のまとめを書いてました

















〜〜〜〜3時間後〜〜〜〜〜
















さてさてどんな具合かなぁ?と台所へ戻ると



台所一面に漂うショウガスメル(ぇ









今度はお前か!(涙)

しかも先のシイタケスメルを遥かに超える強烈な刺激臭!



いいか!俺はシイタケショウガラーメンなんて前衛的すぎるシロモノを作るつもりは無いんだぁ!









流石にこりゃヤバイ!と

鍋をかき回してショウガのサルベージ作業に入るものの、細かく刻んだショウガは

鍋底に沈んでしまってて殆ど回収できず

どうしよう・・・?(涙)












気を取り直して(直ってないけど)、和風出汁の作成の続きに取り掛かります


と言っても・・・・






カツオブシを一袋全部ヒャッハーしちゃうだけですが(笑)。
















出来上がったものがコチラ


ああやっぱカツオブシって良い香りだわ・・・

試しに和風出汁をそのまま味見してみると、スゲェ旨い!

あーもーこのまま塩をちょっとだけたして、超贅沢なお吸い物として飲みたいナァ

それが何が悲しゅうて、こんな激しいショウガスメルのするスープと合わせなきゃならないんだYO・・・

このショウガスープ飲まなきゃダメなんだよなあ・・・

あーこんな事なら素直にクラゲスキーツアー行っておけばよかったorz



もうこの時点で敗北モード全開です
















〜〜〜最初から5時間程の経過〜〜〜
















だいぶ量が少なくなりました

ニンジンとかトリガラも、箸で持っただけでボロリと崩れる位柔らかく煮えてます

そして相変わらずのショウガスメル(ぇ







鍋のだしがらを取り除き、ある程度濾してあげます










怖いので味見はしていません(ぇ

スープを濾す作業をしているだけで、手がベトベトになります

よく解らんが怖ぇ!(謎


とりあえず今日はもう疲れたので、最終段階は明日日曜日に行うとしましょう!


ああ憂鬱だorz



















〜〜〜〜翌朝日曜日〜〜〜〜〜



















醤油ダレを作ります


材料は「おしょーゆ・みりん・砂糖・牛脂」

のみです

本当の醤油ダレは、チャーシューを煮込んだ醤油を流用するのが正しいのですが

今回はチャーシューの作成はしないので、どうやったらその旨みを加えることが出来るかな?と考え

思いついたのがスーパーでただで貰える牛脂でした

あとハッカクとかウイキョウとか、中華系香辛料があるとよりグッとラーメンっぽい味になるらしいですが

今回はパスしました















さて












この両者を混ぜる訳ですが















固まってやがる(笑)


モミジのゼラチン質が出すぎて固まっちゃった

流石にやり過ぎたか













仕方が無いのでコチラから






混ぜ合わせます

ああ折角の和風出汁が・・・






そして麺湯で














今回はコチラの生めんを使用













さっきの和風出汁が入ってた鍋でそのまま茹でます








茹で上がったラーメンとスープ、そして醤油ダレを合わせて・・・・・







ついに完成です!







ああ、これ本当に食べられるのかな・・・?

超オッカナビックリの試食タイムです












・・・・・・・・・・アレ?普通に食えるよ?

あれほどあったショウガスメルが不思議と消えてる!・・・・気がする

鼻が慣れてしまったのかもしれないだけですが、少なくとも普通に飲めるスープにはなりました






けど・・・・正直美味しいかと言われると、正直微妙と言わざるを得ないナァ

あんなにも材料しこたま入れたのに、美味しさに直結していない辺りが不思議です

和風出汁がかなり頑張ってる感があるのですが、妙にスープの味がバラバラな印象があります

自作で作った!って思い入れが絶対にあるはずなんで、その分を差し引くと

やっぱり「?」な出来だと思います

業務用スープと美味しさレベルでは大差ないぞこれ








帰宅した兄(同じくラーメン大好き)にも試食してもらったんですが


「何かの煮汁を作ってて、何を間違えたかラーメンスープになってしまった代物」

「シイタケスメルが爆発している」



というあり難いお言葉を頂戴しました(ぇ











結論










ラーメンはラーメン屋さんで食べよう!






もうこれに尽きます

いつも美味しいラーメンを作ってくれるラーメン屋さん有難う!




ご馳走様でした


もう二度とつくらネェYO!