特別企画





「ラーメン Show in Tokyo 2009」














2009年5月29〜31に駒沢オリンピック公園にて開催された

「ラーメン Show in Tokyo 2009」に参加してきました

以下はそのレポートになります






なんか2016年の東京オリンピック招致協力イベントとからしいんですが

正直オリンピックとかどうでもいいです(^^

つか、ラーメンとオリンピックってなんか関係あんのかいな・・・





全国の有名ラーメン店が一同に集結するイベントって言う事で

単にラーメン屋台を揃えるって事だけじゃなく

有名店主達の合作ラーメンや、同門の師匠・弟子達による新作ラーメンが披露されたり

ラーメンコンテストが開かれたりと、ラーヲタが喜びそうな内容ばっかりです(笑)。




















駒沢オリンピック公園にて朝10時からスタートです

ええ勿論8時には到着してました(笑









会場付近になると、既にいい匂いがぷ〜んとしてきます。イイネイイネ〜






場所は中央広場です





















まだ9時ですが、一般客とスタッフが混じってます。スタッフといっても

運営スタッフ(専用の赤Tシャツ着てる)

マスコミ群(TBSやフジ)

各ラーメン屋(各々自分のラーメンのチラシ配ってる)

の三者が入り混じってますね


















会場裏手には協賛企業ブースがありました

お土産ラーメンやドリンクを売ってたり

その物産を発送する宅配業者

また何故かいる環境省や自民党。麻生自重しろw










会場内ではパンフレットが配布されてました(無料)






ブースは大きく分けて3つ


地図上部のメインのラーメン店舗(中央広場にプレハブを仮設。横一線にずら〜っと並んでます)

地図中間の飲食エリア(仮設テントにテーブルが設置されてます)

地図下部の企業協賛エリア(お土産ブースとも言う)






おまけ的に左の方に特設ステージがあるのですが・・・






正直ラーメンと関係ない事多すぎ(笑)。

何故ハワイアンがw





今回のラーメンショーのシステムなのですが

兎に角徹底的に店員の回転率、客の消化率を向上させる為に

様々な措置が取られてました





まずラーメンの代金回収に関してですが・・・




このように会場内にチケット販売所を設置

全店共通の先払いチケット制度を採用していて

全店共通の750円のチケットでラーメン一杯食べられる仕組みになってます

(コンビニ等で前売り券を買う事も可能)

こうする事でラーメン店舗において代金のやり取りを省略する事が出来ます。運営GJ

流石に朝8時から並んでいる人達って、いかにもそっち系の方々ばっかりです(笑)。

まぁ客ダネは昼ぐらいからはカップルや家族連れも増えてきました。ヨカッタヨカッタ(何がだよ)




また食器に関しては・・・






全店完全に使い捨て容器を採用

こうする事で食器洗う手間、スペースを省く事が出来ます。運営GJ




あと上述の様に、ラーメン店舗ではラーメンの受け渡しのみを行い

客はそれを持ち寄って、銘々の場所で食べるやり方を採っており

テーブルが空くのを待つというタイムロスもなくなってる為

客消化率も相当早くなってます。運営GJ











いよいよ自分も行動開始です

券売機にてチケットを買うにも既に凄い行列が出来てる為

購入数は一発で決めたい所

要するに「ラーメン何杯食えるのか?」って問題です

事前アナウンスでは多少量を少なめにしてある、とは聞いてるんですが

それがどの程度なのか解らないので判断に困るところ

またチケットは事前購入なものの、払い戻しが効かないのもチト不満

まぁ過去ラー博にて5杯のハーフラーメン食べた実績がある事を踏まえ、今回も目標5杯!と設定





チケット販売が9時30分に対し

ラーメン販売開始が10時ジャストな為

チケット購入後、どこから攻めようかとパンフレット片手にうろうろ


なんですが・・・・




この写真じゃちょっと解り難いのですが

特定の店舗には物凄い行列が出来てるのに対し

人気のない店は何時まで経っても客が来ないっていう

見ていて不憫になる光景があります

特に行列が出来てたのが首都圏コラボチーム「佐野JAPAN」「六舎利×頑者」

スタート前ですら一時間待ち、昼位になると会場を縦断する程の行列が出来る始末







その・・・なんていうか・・・






今回の過剰過ぎる行列にちょっと嫌なものを感じました

ラーメンの美味しさとは直接関係がない、ネームバリューの強さばっかりが前面に出すぎてしまった感があります

確かに誰だって有名店や、今回の会場限定の有名店主のコラボ・新作を試してみたいっていう気持ちは解るのですが

ラーメンそのものより店主の商売やマスコミ宣伝等、要するに商業主義に釣ら過ぎだろっ!って突っ込みたくなりました

お前らラーメンが好きなんじゃなく情報を食いに来ただけだろっ!てね

事実並んでいない他のラーメン屋もとっても美味しかったんだしね









特にお前だお前!





なんだよ「佐野JAPAN」って

お前らただのラーメン屋だろ!?サッカーチームか?

確かにあんたのところのラーメン美味しいけどさ

たかだかラーメン屋ごときが芸術家気取るなよ・・・

(ラーメン屋はあくまでラーメンが主役です。店主はそのラーメンに奉仕する裏方に過ぎません
 客のほうから歩み寄るならともかく、自ら出たがってる人はどうも違う気が・・・)






ラー博のレポでも書きましたが、ラーメン屋が商売である以上

商業主義に走るのも当然といえば当然であるし

他人に迷惑をかけない限り何やっても構わないのですが

自らを芸術家みたいな顔をして売り込んだり、マスコミがそれをやたら持ち上げたり

また彼らをあたかもアイドルみたいな感覚で追従する人達は滑稽です

芦田は今一こういった人達を好きになれません






話が逸れましたね

とりあえず最初に挑んだのが京都よりお越しの「熟成細麺 宝屋」

ラーメン販売開始まで店の前で待ってたんですが

各店舗スタッフの仕込みをこんなにも間近に見られるって言うのは楽しいですね



ではいよいよラーメンです!(長かった・・・)





まず目に付くのが具の「揚げ牛蒡」「鳥ツミレ」「キャベツ」

あと写真からは解りづらいのですが「ベーコンの細切れ」「青菜」。あとは定番の「煮卵」

油がかなり強いのですが、物凄く透き通ったコンソメスープで

これがとっても美味い!美味すぎる!一発目から大当たりで嬉しいです(笑)。

コンソメスープの洋風の味と、ラーメンスープとしての洋中折衷とでも言いましょうか

初めての味です。こんなん近所に店あったら毎日通っちゃいそうです

具の揚げ牛蒡は味というより、香りと食感の薬味的存在。

鳥ツミレがまたこの澄んだスープによくあいます。シミジミ滋味深いです





あとそういや具に細かいマシュマロ見たいのが入ってたような気がしたけど、アリャなんだったんだろう?











続いて2軒目は札幌よりお越しの「らーめん てつや」






写真でお気づきかもしれませんが

既に飲食ブースは満員の為、花壇の石縁で撮影&食ってます。

立ち食いしている人も多数いますね



ここはいわゆる札幌みそラーメンの店みたいでして

以前ラー博で食べた「けやき」を思い出します。北海道のラーメンってこんな感じなんですかね?

具は変わったところはなく、チャーシュー、メンマ、ネギ、海苔という布陣



ここも結構油が強いのですが、美味い!美味い!本日2番目のヒットです!(笑)。

麺は中麺にしてはかなり固めで、やっぱりけやきに近い感じ

スープは正に味噌なんですが、「味噌+醤油」みたいな味わい

実際に醤油使ってるかどうかはわかりませんが・・・

ネギが地味にいい働きしてまして、薬味であると共にスープを吸って美味しい具の一つとして奮闘してます

またチャーシューも美味しいです。薄目ですが、ちゃんと焼いてあって噛むと凄い存在感があります













三軒目は東京の地元、「大勝軒」

大勝軒はいつも通ってる店だし、今更行く必要はないのですが

今回は大勝軒一門が集結し特別販売されてる「カレーつけ麺」が凄い気になったので挑戦してみました




大勝軒のスープというと

甘辛な和風で、いかにも日本人好みしそうな味なんですが

それがカレーと組み合わさると美味しいんじゃないか!?と予感

実際美味しかったです

つけ汁は上述の大勝軒スープにカレーを溶かし込んだ感じで(まんまやんけ)

いわゆる「学校のカレー」をうんと上品に仕立てた味で

具もニンジンやタマネギが入ってて、カレールーに絡めて麺を食べるという趣です




ただ一つ問題がアリ

このラーメン大会に来た人は、まぁまず2〜3杯のラーメンは食べる事にはなると思うのですが

その為にも量を若干少なめにしている訳ですが(無論金額面の絡みもあるが)

大勝軒は「量も味のうち」というポリシーがある為麺の量が多い多い

オマケにカレーも腹にたまる。大勝軒空気読め(笑)。












この段階で5杯は無理と判断

つか4杯目もそうとう辛いんですが・・・



















最後はさっぱり和風な店にしようと考え、選んだのが青森は津軽よりお越しの「長尾中華そば×つし馬」

煮干ラーメンが売りのようで

店の前に行くと(全然人が並んでない)それだけで煮干の香りが漂ってきます。いいねいいね〜

津軽ラーメン初体験です。ドキドキ








煮干しょうゆラーメンなんですが、いわゆるトンコツラーメンに使用されるような

極細固麺というのが意外でした。この取り合わせは初めてかも・・・?

動物系の出汁が感じられず、まるで日本ソバのダシつゆ飲んでる感覚でした。それ以外はちょっぴり丸長に近いかな?

これまた美味い!・・・んですが、もうハライッパイ過ぎてナニガナンヤラ











もう完全にダウン

そのまま逃げるように帰りました。またこういう企画やってね♪









オマケ


























今は既に引退した、初代大勝軒店主の山岸さんと記念撮影

写真有難うございました!

いつも美味しいラーメン有難うございます