2003年8月13日 鶴見大会「とにかく入ってみようぜ!」

主催 ライト氏

 

SLになってからの久々の民間大会である。主催はライト氏ということもあり、レギュが練りこまれているのが特徴。

 

レギュレーション

 

32人による二本選手のトーナメント形式。

強化OP 800マシ、左70スナの装備禁止

通常腕とEXT実盾の併用禁止。

さらにH&A方式を導入していて、ラグ下でホームステージを選択できる。

 

 

 

自分のアセン (ステージ スペースドーム)

ミストアイ GROA CASK SOD 横長FCS

重両肩垂直ミサイル 36連動 10デコイ 500マシ 左強ショ

 

見れば判るとおり、最大重量級の重2にTBなしというバクチアセン。

戦い方としては、まず開幕に両肩と連動を乱射。これで相手の事故を狙う。選択できるステージは広いところが多いので、めったなことでは役に立たないということはないだろうと踏み切った。「撃ちきったor軽量級などが迫ってきた」になったらすぐにパージ。これで一気に2000近く重量が軽くなり、旋回能力も向上。「そこそこ機動力のあるガチ重2」となり、安定した迎撃戦で生き残る、という筋書きなのだ。

 

 このアセンは以前トゥザコア氏と戦い、かなり効果をあげたもので、それを大会用にアレンジし直したものだ。トップランカーでも事故を起こすのである。皆垂直ミサイルに対してそれほど耐性がないはずである。いつもならステージ死を恐れ、使用を控えているはずだし、回避練習にしてもシルバーフォックス相手にしかしていない。おまけにこちらのミサイルは計10回も発射できる。シルバーフォックス感覚で相手にすると(=垂直が5回しか飛んでこない)「ちょっと待て!いつになったらミサイルが止むんだよ!」と意表を突かれ、事故を起こす確立も高いのだ。連動ミサイルは当てるためではなく、ばら撒いて相手を混乱させ、さらに高い事故を起こさせるための牽制である。

TB無しもかなり不安要素だった。が、皆重2にはTBが付いているものという思い込みがあるはずで、こちらが連動ミサを発射しても錯覚をしてしまう可能性もある、ということに期待。こう書くとあんまりにも投げやりだが、パージして軽くなれば、満足するほどではないがぎりぎり実用に耐えうるまでの旋回能力が備わる。

 

肩武装は早くから決定していたが、腕部銃器を何にするか、前日まで悩んだ。最初は対ACライフルに左弱スナをつんでいた。引き撃ち主体とはいえ、ある程度の射程が欲しかったのが理由だが、どうにもパワー不足で押し切られる可能性大。かといってACライフルを500マシにすると左スナが生きない。でも今回の左スナは70の強スナが禁止なので、それほどまでこだわる必要性もない気がする。第一弾数も少ないしね。右を500マシとして、左腕部の装備を何にするかと考えた場合、残りは左マシ、左強ショ、火炎投擲、左ハンミサ、実盾と候補がある。

 自分の好みを言えば実盾を装備して、実弾防御係数40オーバーの無茶苦茶な硬さを誇る重2で出撃し「硬ぇよ!弾たんねぇよ!」といわれるのがすんげぇ愉快なのだが、機動性の低い機体だと死角突かれ、盾の防御範囲外から射撃される可能性が高い。ので今回はパス。火炎投擲も大好き武装の一つだが、まだ使いこなせてないので見送り。マシも閉所以外は辛い。そうなると必然的に左強ショが残るのだが、自分はどうにも散弾銃が嫌いなのである。いや、正確に言うと「嫌い」なのではない。ただヒットしない散弾がもったいない、という気持ちに駆られてしまうのである(要するに貧乏性なのね)。それでも今回は我慢して左強ショ使用に踏み切った。

 

 

 

当日レポ

 

 

 

大会ということもあり、かねてから計画していたサングラス着用(100¥ショップのね)で出かける計画を実行。一度やってみたかったんだもん。でも、実際にかけてみるとすんげぇ恥ずかしいんだこれが。なんだか馬鹿一丁上がりってな感じがする。

しかしここで止めては男が廃るとばかり、強行。電車に乗りながら、あえて自分に羞恥プレイを施すという荒業に出たのであった。しかもかけていると段々気持ち悪くなってくるので、セルフマゾプレイまで出来てしまうというオマケ付き。会場に着くと、早々色んな人に突っ込まれてしまう。いもり氏曰く「ターミネーター」。

 

フリー対戦もそこそこ、くじを引く。あたしゃB−1。他のメンバーはライト氏、ラプター氏、ルーラー氏など。うむ。これは殺りがいがあるメンバーだ。特にライト氏には積年の屈辱があるので、いいチャンスである。

 

 

 一回戦はテルル氏(yb氏)

相手アセン

BEE GROA CASK SOD 対AC 左強ショ Aロケ 30ハイアクト

 

初戦 スペースドーム(つまりラグ台)

ナニゆえアリーナではないかというと、暗いので自分がTB装備していないのがばれにくいかなぁ?等というほのかな期待が込められているから(笑)。

 

まさか初期APが負けるとは思わなかった。あんた固すぎ!と突っ込みたかったけどこっちも似たようなもんだし。

予定通り開始早々垂直ミサイルの大放出。思いっきり事故ってくれる。相手はあわててデコイをばら撒き始めるのだが、もう遅いのだよ、と心の中で高笑い。

残り時間はすべて迎撃に費やす予定だったのだが、アサルトロケがちくちく痛いし、ハイアクトが回避できない(涙)。デコイはやっぱり無理してでも10ではなく20を装備するべきだった。っていうか、ハイアクトのことをすっかり忘れてたんね自分。

一度AP負けしたが、OBで突撃して500マシ+強ショを浴びせ、再び迎撃戦に持ち込む。互いに重量級なので弾数が厳しかったがなんとかAP勝ち。

 

 

二本目 空中遺跡

 

マジですか(涙)。ここと廃工場だけは当たりたくないって思ってたらこれだ。初期APが勝っている相手は当然穴に篭り迎撃体制に入る。これがBEEとミストアイの差か、と思い知らされる。大体これじゃミサ当たんねーよ!ダメ元で撃ってもほとんどデコイで回避される。

ただ、一回だけどういうわけかミサイルがヒットする。んで早速浮遊している足場に逃げる。途中追撃してくるハイアクトを食らわないようにデコイをばら撒く・・・のに被弾し、またAP負け。どうやら運に見放されているようです。泣いていいですか?

接近戦に持ち込もうとしても普通に引かれて削られるし、第一トップアタックを仕掛けようにもTBが無いのが痛い。こんな調子で延々と時間がたち、負け。

 

 

三本目

じゃんけんでどちらのステージで戦うか決める。もはや勝負はこのじゃんけんにかかってると言っても過言ではない。

 

・・・

・・・

・・・負けちゃった。

神様、私はそんなに悪い子なのでしょうか?

 

開始早々相手は篭る。ミサはもう信用ならんので適当に撃って即パージ。ここで少し考える。相手武装はACライフルに左強ショ。こちらは500マシに左強ショ。瞬間火力に関してはこちらが上。それを考慮し、ヒット&アウェイの戦闘スタイルで働きかける。具体的には、穴の中で待機している相手に離れたところからOBを発動し、突撃。すれ違いざまに500マシと強ショを叩き込む。そしてそのまま穴を駆け抜け地上に戻る(通路に留まっていたらTBを持っている相手に対し不利になるので)。これを何度か繰り返すうちにAPを逆転するのに成功。初めからこれをやっておけばよかった。

また、上空に逃げたらハイアクトの餌食になる可能性があるので、足場の縁を利用した回避行動を展開。これは最近身につけたスキル。かなり接近されて怖いが、それでも抜群の防御能力があるので安心。相手はどんどん突っ込んでくる。どうやらペースを乱され慌てている様だ。隙を見ては射撃し、どんどんAP差を広げる。最後のほうになると相手はやけになったのか正面からのぶつかり合いを挑んできた。装甲はほぼ同じだが火力はこちらが上。ますます差を広げることに成功。

のこり10秒。もうAP勝ちに徹したほうがいいだろうと、武装を全てパージ。そのままOB離脱で勝利!!

 

 

 

 

 

・・・のはずだった。

 

 

 

 

 

 

空中遺跡ステージの怖いところ、と書けば判りますね

 

 

 

 

 

 

 

 

自分でふかしたOBでエリアオーバー!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

この日の優勝はいもり氏。準優勝はライト氏。

この組み合わせ自体にはもう飽きました。「たまには誰か別の人が勝ちあがってくれぃ!」等と思ってしまったのですが、今回は両者とも新しい戦術を駆使したもので、新鮮でした。決勝に限らず、今回の大会の上位三位は皆6電池を装備。SLの戦術は新たなステップに移ろうとしているのかもしれません。

 

本戦終了後のフリーでもいもり氏、ラプター氏に対し武器腕フロートで出撃し、秒殺される失態を。今日はもう厄日です。ボクもうおうちかえる(涙)

 

大会終了後、TVの片付けのためライト氏の車に接近。シエスタ車を上回るジャンキーな走りをするそうなので(乗ったことはありませんが)、一度トライしてみたかった。でも方向がまったく違うので断念。惜しいことしたなぁ。

 



 

 


帰宅後、酒を浴びるほど飲んで死んだように眠りました。