2004年8月1日
フロム公式 「Battle Arena 2nd」in東京
笹塚 フロムブース
大会ルール(書くのがあまりにもメンドクサイので無断転移)
使用機体
1回戦から準決勝までは機体変更が必須。原則として、1回戦はAC1、2回戦はAC2、準決勝はAC3を使用していただきます。
決勝でも対戦ごとに機体を変えていただきますが、使用順序は問いません。
3体のACは、基本的に同じパーツを装備することは禁止とさせて頂きます。
<3機体に同じパーツを使用してはいけないカテゴリ>
頭部、コア、腕部(武器腕含む)、脚部、インサイド、エクステンション、左右肩装備、右腕武器、左腕武器、格納装備
左右肩装備には、レーダー、ブースタといった補助的なパーツも含まれます。左右でそれぞれ1つのカテゴリとします。
左右腕武器には、ブレード、シールドも含まれます。左右でそれぞれ1つのカテゴリとします
<3機体に同じパーツを使用してもよいカテゴリ>
ブースタ、FCS、ジェネレータ、ラジエータ、オプショナルパーツ
ステージ
一回戦 軍事施設 3分
二回戦 海上基地 3分
三回戦 ワークス 3分
決勝 ストラクチャー、ボーンシティ、アリーナの中からカードランダム
大会前までのレポ
またまたやってまいりましたフロム大会
レギュが発表された時から、もうナンヤカンヤと突っ込まれていたようですが
このレポではあえてあまり言及しない方向で行きましょう(笑
とりあえずレギュをみてパッと思いついたのが
@「要するに軽グレタンク・腕マシフロート・中2スナを組めってか?」
A「これって鬼門レギュじゃねぇの?(爆」
・・・・・Aはともかく、@に関しては大体の人が思いつく発想じゃないでしょうか?
そんなモンで、自分は最初こう組みました
腕マシフロート &Ns005c2w060003I00a001zs90adC7rI000fa0A#
中2軽OB両手スナ &Nu005a2w03gE00A00aA0Fzs60aNKM0Isu0eG1B#
軽グレ標準タイプ &NC005ga002w2w3c00a001zs60axv52wm$0ea0C#
フロートがどうにも苦手な身としては、相手レベルが低いうちに使ってしまいたかったので腕マシフロートを一回戦
開けた場所ではスナがいいだろうと二回戦の海上基地では中2スナ機
閉所での戦闘で、相手実力も上がってくると思われる三回戦(ワークスorパイプ洞窟)で軽グレタンク
とまぁ、大体これで安定だろうとわりと安直に考えていました
ただ一回戦に相手が軽グレタンクを持ってこられたらまず勝ち目が無いなと危惧
腕マシフロートも確かに強いわけですが、軽グレタンク相手ではキャラ負けしていますし
何より自分がフロートが大の苦手
なんとか軽グレに対抗できる、火力特化機が出来ないものかと考え直し、こうなりました
狢タンク &NC005g2w020E02Y000001xA90axL840q$0cag8#
重装甲スナフロート &Ns005f2w01ME03I00a001gE80aNu000su0ea1z#
ガトリング軽グレ &Nu00558803w2w3c00a001xA90as6R2wmA0ea1K#
一回戦に「軽グレタンクを使用せず、軽グレ並の火力を持ったタンク」の狢タンクを投入
装甲を分厚くし、軽グレラッシュだけではギリギリ死なないようにする
とても安定したアセンとは言えないものの、両肩リニアを使いたいっていう欲求を抑えることが出来なかった(滅
二回戦のスナフロートは、要するにチキンフロート。初期APの高さを利用しひたすら逃げるつもり
電池を装備することが出来ず(他の二機が電池必須のアセン)、チキンが成立するかどうか甚だ疑問ではあった
因みにコアが重EOなのは、EO目的ではなく初期APを高めたかっただけ
三回戦は基本軽グレタンクをアレンジ。一回戦で火炎放射器を使ってしまってるので
サイト拡大の代用品として左にガトリングを積む
火炎放射器ほど拡大されないものの、閉所を意識しているので相手メタは重量級
WS並列拡大でも何とかなるだろうと踏む。上手くはまればガトリングによる+αの火力を叩き込めるのがミソ
ただやはり重OBコアを装備していないというのが辛いところ
全体的に特化方向へ向い、同時に他へのバランスを配慮した結果
安定した成果を生むという意味では悪くなってる印象がある
こんなアセンを用意し、いもり宅対戦会に行ってきた訳ですが
いもりさんとの対戦(というか、一方的なレクチャーと言った方が良いかも?)を通し
より地形戦を重視した方向へアセンを変更することに
パージ前提中二スナ &Ns00562w03gdM0I00aA0Fzs90aNKT3wsu0ea0G#
軽グレ基本型 &Nu005gE003zs03c00a001zs80axv52wm$0ea0a#
装甲特化ゲリラ重2 &NC005fE005wE01Gw00A0Fzs90aee6w0EA0ea28#
一回戦の軍事施設は、SL時より天上が低くなり、また足場が平らなことから
「平面的な戦い方が主流となり、また広所ではない」という認識があったのですが
いもり氏にそれを否定される。ネクサスの軍事施設でも十分広所扱いできるとの事
中2で滞空することでフロート機を押さえることが出来
地対空で発射される軽グレであれば、上空に跳ね上がることが出来るのでそれほど脅威ではない
コアは、OBを必要としていないのでとりあえず中EO、といったところ
因みに両肩垂直ミサの分重量過多となっていて、FCSの有効射程の長さを利用し
開幕乱射、即パージを狙う。ダメージソースとしては大して期待していないものの
初期位置では射線が通ってないのである程度は有効
もし軽グレアセン相手だと強引に踏み込まれるので、相手初期APが9000前後なら
一発も撃たずに即パージ
二回戦で軽グレ機を投入するのは少々不向きな様な気がしたのだが
いもり氏に言わせると「ここで軽グレ機を出されたらまず勝てない」と。
海上基地は明らかに広所。確かに遮蔽物が幾つかあるもののスナ機に対しては
軽グレアセンだとキャラ負けするのでは?と思ったが
駅を中心に陣取られると射線を通すのが非常に困難になり
必然的に接近戦を挑まねばならないこととなり、軽グレ射程圏での戦いとなる。なるほど納得
ただそのためにはかなり上手く立ち回ることが必要
三回戦が非常に悩みどころ
本来ならばここで軽グレ機を投入したいわけだが、既に二回戦で使うことにしてしまっているので不可
相手メタは軽グレorノイメ腕マシを想定。スナ機はまず無いだろうと判断
軽グレを使わないのであれば、軽めの二脚でノイメを撒きつつEO腕マシを浴びせるのが
最もスタンダードだと判断したが、一回のミスで負けてしまう可能性がある
ではどうすれば軽グレを使わず安定した勝率を叩き出せるか?
ここで思いついたのがワークス中央上部に篭るゲリラ機
開幕と同時にノイメを撒き、すぐに上部に篭る
初期AP勝ちできるように腕マシから重量腕+ガトリングに換装
コレならば軽グレタンク以外相手なら割りと安定した勝率を生み出せるのでは?と踏んだ
腕マシに対しガトリング二丁は効率悪いものの、ゲリラ機ということで我慢
ノイメリロード中に左で射撃できるのがちょっとした利点
因みに決勝戦(ストラクチャー・ボーンシティ・アリーナ)で
アセンの重複可であれば
一回目に軽グレタンクを確定し
二回目にストラクチャー・ボーンシティがでれば重2、アリーナがでればスナ機を出す事に
もし三回目をすることになったら改めて軽グレタンクを投入する
また決勝戦の三回の試合でアセンの重複が許されないということであれば
アリーナ スナ機
ストラクチャー 重2
ボーンシティ 軽グレタンク
と固定
当日レポ
11時前にフロム社に到着
う〜ん、もう沢山の人がいますネェ
ティールさんはもう来てるかな?
あっ!見覚えのある顔はっけーん!
お〜い、ティールさ〜・・・・・・・・・・
って、面さんじゃねーか!(爆
やはりなんかかな〜り見に覚えのあるシチュエーションなんですが(涙
思わぬ伏兵にかなりビビッたものの(ティールさんと狢さんしかマークしてない)
よく話を聞くとエントリーしていないとの事
アンケート葉書をなくしてしまったそうです。ご愁傷様
開場で一番乗りをし、エントリーをします
今回は最初から本名でエントリーしたので、「あ゛ょ〜?」のような「発音不可にしスタッフを困らせる作戦」はなしでした
でもそれだとつまらないので、一番上のデータ「8/1東京 芦田」のすぐ下に
「8/↑東京 芦田」とダミーを混ぜておきました(滅
結局引っかかったのはアセンチェックしたスタッフだけでしたが
クジを引くとC-1、このトーナメントで当たるのは、前回大会で優勝したヘヴン氏
二回戦、海上基地で当たるようです
では対戦レポをば
零回戦 軍事施設 (&Ns00562w03gdM0I00aA0Fzs90aNKT3wsu0ea0G#)
相手 不明氏(フロート?なにかのミサイル 両手にマシンガン?)
シード枠が隣にあるのでこれは一回戦ではなく零回戦
開幕で確かAP勝ち
とりあえず建物を利用し、両肩垂直がロックできるまで近づきミサ乱射
思いのほか事故ってくれたが、どうにも移動スピードが早そうだったんで
恐らくフロートと判断、近づかれたらイヤなのでミサは全弾撃たずにパージ
あとは適当に空中に浮きながらスナ撃って勝ち
一回戦 軍事施設 (&Ns00562w03gdM0I00aA0Fzs90aNKT3wsu0ea0G#)
相手 不明氏(え〜っと?)
とりあえずミサ撃ってスナ撃って勝ち
二回戦 海上基地 (&Nu005gE003zs03c00a001zs80axv52wm$0ea0a#)
相手 ヘブン氏 (ホバタン 軽グレ 垂直ミサ 腕マシ)
対戦前、じゃんけんに勝ち2Pを選択(駅に近い)
初期AP勝ちしていたのでセオリー通り駅で待ち伏せ
相手垂直を牽制で撃ってくるものの、ほぼ全てを遮蔽物で無効化
多少シビレを切らしたのか、やや強引に間を詰めてきたので砂で迎撃、AP差を広げる
ただ不用意なのはこちらも同様、駅近くまで相手を近づけさせてしまうミスをする
その後のヘヴン氏、かなりアグレッシブに攻めてくるものの、決してがむしゃらではないところに
対戦慣れしていることが伺える
こちらも慎重になり、グレの無駄撃ちを警戒し、命中確定以外の時は出来るだけ単発でグレを撃ち
スナを織り交ぜチクチク削る
火器を撃ちきり、残り15秒程の時点で確かAP差2000(?)だったか、こちら痛恨のジェネ切れ
あともうワンセット腕マシを貰えば負け確定だったのだが
幸いなことにこちらヘッドホンという近代兵器に救われ、ばれずにぎりぎり時間切れに持ち込む
AP勝ち
三回戦 ワークス (&NC005fE005wE01Gw00A0Fzs90aee6w0EA0ea28#)
相手 不明氏 (中2? デュアルミサ? ダブルマシ?)
初期AP勝ちしていたので、予定通りECMを開幕で撒きそのまま竪穴に陣取る
相手は何度か攻め込もうとしたものの、こちらの迎撃を恐れ中途半端なところで下に戻るということを何度か繰り返す
相手モニターを見ると2〜3回ジェネ切れしてた様だが、気づくのが遅かった為攻め込む(下に降りる)事はせず
あくまでもゲリラ戦に持ち込む
そのうち相手は投了したのか、何もせず竪穴に上ってきたので
一度踏みつけてあげてから撃破
決勝 (ストラクチャー → ボーンシティ → アリーナ)
決勝一戦目 ストラクチャー
相手 不明氏(重2 重EO 両手マシ?)
こちら &NC005fE005wE01Gw00A0Fzs90aee6w0EA0ea28#
ほぼ同型機の対戦
開始時点で僅かにAP負けしていたので、すぐに上部に上り頭を取る
ノイメを織り交ぜながらテンポよく攻め、すぐに逆転
始終2000以上の差をキープしながらの展開であったものの
終了間際でまたE切れ
このミスによりごっそりとAPを奪われ、逆転、撃破負け
決勝二戦目 ボーンシティ
相手 (不明)
こちら &Nu005gE003zs03c00a001zs80axv52wm$0ea0a#
軽グレラッシュで瞬殺 勝ち
決勝三戦目 アリーナ
相手 (中2? 両肩垂直 腕リニア)
こちら &Ns00562w03gdM0I00aA0Fzs90aNKT3wsu0ea0G#
開始すぐに垂直ミサをパージ
逆に相手が垂直ミサを乱射してくる
ただそこからなにか連携を図ろうかというつもりは無いらしく、ただひたすらミサを垂れ流してくるので
落ち着いてデコイ処理
相手のミサ乱射が落ち着いてから、改めてトップアタックからスナで射撃
こちらAP7000 相手AP3000位になったところで
相手のコントローラに異変が発生、再戦となる
再戦
開幕状況は先程と同じ、垂直ミサ乱射をデコイで処理
このままスナで勝てるだろうと気を緩めてしまったため、回避が雑になり腕リニアに何度か事故ってしまう
残りAP3000程で撃破
結果 優勝
とりあえず優勝コメントですが、今回は前回いえなかった不満をちゃんと言いました
本当は色々とネタを織り交ぜたコメントを言おうかなとも考えていたのですが
思うところがあり、ちゃんと不満を口にしました
「自分は優勝したけれど、決して自分が強いわけじゃない。相性と、運で勝敗が決まっただけ。
この会場内には自分より確実に強い人がいるにもかかわらず、その人は優勝できなかった
その人より確実に実力が劣る自分が優勝してしまうのは、あってはならない事態
ネクサス自体がまずいということもあるのですが、レギュのせいで運と相性で全てが決まってしまう
次はこんなことの無いようにお願いします」
これ、実はティールさんのことを指していたわけですね
ティールさんはかなめさん相手にアセン負けしてしまい、優勝ならずでした
本当に残念でした。実力は確実に「ティール>かなめ」なのに・・・・
実力のある人にはちゃんと勝って欲しいものですし
何より鬱エンブレムを二人して掲げたかった(爆
この大会を楽しんでいた人には耳障りな発言で、後ろめたい気持ちもあったのですが
無茶苦茶なレギュに殺された人、更に萎えてACをリタイアしてしまった人たちの無念を考えると
たとえ白い目で見られようともこれを言わざるを得ない、そう思ったのです
(というより自分自身の不満をぶっちゃけたかったっていう動機の方が強いか?)。
全体のレベル自体は、大体いつものフロム大会らしい感じでした
一回戦で妙に軽グレタンクが多かったのですが、ちゃんと使いこなせている人は殆どいませんでした
対戦してて楽しかったのは二回戦の対ヘヴン戦
一瞬の油断のならない駆け引きが面白く、初めてネクサスが楽しいと感じた瞬間でした
恐らく後日日記で「大会を振り返って」を追加で書くと思います
・・・・余力があればの話ですが(滅